
池田マリナの最新作を先に見てしまった人に、ぜひ遡って見てほしいのがこのデビュー作。今の洗練されたパフォーマンスとは違う、初々しさの残る「原点」がここにある。
デビュー作特有の緊張感が映像全体に漂っていて、それが逆に生々しさを生んでいる。カメラの前で少しだけぎこちない仕草を見せたかと思うと、本番が始まった瞬間にスイッチが入る。あのギャップに心を掴まれた人は多いはず。
天然美少女という言葉がタイトルに入っているけど、見た目の可愛さだけじゃなく、声のトーンや肌の質感まで含めた「全体としての美しさ」がこの人の武器だとデビュー作の時点で既に完成している。
ニューハーフ作品のデビューものは当たり外れが大きいジャンルで、ビジュアルはいいけど本番がイマイチ——というパターンが正直多い。でもこの作品はそのハードルを軽々と越えてくる。むしろデビュー作にしてはかなり積極的で、「この子は伸びる」と確信させてくれた一本。
最新作と見比べることで、池田マリナの成長と変化を楽しめるのもファンとしての醍醐味。入門編として自信を持って推せる作品。

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